2016年の計は元旦にあり

とうとう40台が見えてきました。ある記事によると、貧困女子の定義は、月当たり家賃を支払った後、8万5千円以下の手取月収だという衝撃的な内容(http://news.infoseek.co.jp/article/nanapi_00006915?p=1)を見つけてしまったのですが、私の先月の手取月収を見てみると、13万8千円。

家賃が7万5千円のワンルームなので、家賃を支払うと、残り6万3千円。なにー!!むぐぅぅぅ。私は貧困女子ならぬ、貧困男子(もうすぐ40歳)なのか。。。

どこで人生を間違えてしまったのか。。。福沢恵子さんと勝間和代さんによる、「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」によると、“コストセンターは、どんなに一生懸命仕事をしても、売り上げ増とは直接的な因果関係がわかりにくいため、どんどん給料が上がっていくタイプの仕事ではありません。逆に、プロフィットセンターはダイレクトに利益を生み出していくので、昇給や評価につながりやすい部署だといえます。”

翻って、自身の現状では、コストセンター業務に従事しており、「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」通りであれば、今後の昇給のチャンスは見込むことができません。このまま貧困おっさんのまま人生を終えることになるのか。。。将来は毎日の生活の苦慮する独居老人となってしまうのか、という思いが芽生え、恐怖です。

社会に出た時には、輝かしい未来を夢見ていたのですが、押し寄せてくる現実に踏みつぶされてしまいそうです。今の状態からどのように生活を改善していけばよいのか。。。とにかく動き出したいと考えています。

何をしましょうか。勝間和代さんのようなビジネス評論家達のご発言内容を見ていると、代替、英語、会計、ITが必要なようなので、それに従って何ができるかを考えてみました。思いつくままに書き連ねてみると、
1. 英語
A TOEIC
B TOEFL
C 英会話?
2. プログラミング
A Pythonでディープラーニングできるようになる
B RubyとRuby on Railsを学んでWebサービスを作れるようになる
C PHPを学んで、Webサイトを自由に作れるようになる
3. 会計(資格)?
A 簿記
B 税理士試験
C 公認会計士試験
D 司法試験

これで本当に私の人生が好転することになるのでしょうか。。。一つずつ考えていきたいと思います。

1. 英語
まず、英語ですが、何をどこまでできるようになれば、英語ができる、というようになるのでしょうか。。。客観的なものでは、よくTOEICが挙げられていますが、TOEICで満点を取った場合、私の生活がよくなることはあるのか、と考えてみると、私の今の会社では、英語ができようができまいが、評価は変わらず、どちらかといえば、同じ給料で、英語ができたほうが、仕事が大変になっているように見えます。海外留学されていたような方も同僚にはいらっしゃいますが、それが給料には結びついておらず、私と同じコストセンターで働いている人も多くいるので、今の会社にいる限りは、英語を勉強しようがしまいが、あまり関係なさそうです。

2. IT
趣味として、このブログを書いていることからも、web周りは昔からの趣味で、やっていると楽しいため、IT関連のスキルをこれから身に付けて、そこで、IT業界に転職するのはどうか、ということを考えてみます。
アメリカでは、○○キャンプ、という形で、数か月から半年のトレーニングで、年収8万ドルのプログラマーになるようなものがあるようなのですが、これから私がプログラミングができるようになったとして、果たして、収入を上げることができるようになるのでしょうか?
おそらく、年齢的な面から、ペーペーのプログラマーで一から始めるのはかなり厳しいのではないかと考えられます。IT業界であれば、30歳でプロジェクトマネジャー等になり、プロジェクト自体をマネージしていくようにならないと、昇給しない、という話を聞いたこともあり、アラフォーから何の成果も経験もないプログラマーから始めるのは現実的ではないと考えられます。
したがって、いくら趣味・志向として、ITが好きでも、今からプログラミングを学んで私の収入を上げる、というのは、いくら何でも選択肢としては、うまくいく可能性が低いと思われるため、これもまた、英語と同じように、これから取るべき選択肢ではないと考えられます。

3. 会計(資格)
さあ、最後の検討対象になってしまいましたが、会計(系)の資格を取ることで、私の収入は上がることになるのでしょうか? まず、簿記から考えてみると、簿記3級を取った場合はどうでしょう。

簿記3級のレベルとしては、日本商工会議所のwebページを見てみると、“ビジネスパーソンに必須の基礎知識。経理・財務担当以外でも、職種にかかわらず評価する企業が多い。基本的な商業簿記を習得し、経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。中小企業や個人商店の経理事務に役立つ。”とあります。

ここから読み取れる、簿記3級の利点として、『職種にかかわらず評価する企業が多い。』に気づきました。一方、簿記3級でできることとしては、『経理関連書類の適切な処理』や、『青色申告書類の作成』など、とあります。ここで、青色申告とは何か、わからなかったので、調べてみました。

wikipediaによると、青色申告とは、“複式簿記等の手法に基づいて帳簿を記載し、その記帳から正しい所得や所得税及び法人税を計算して申告すること”とあります。

私は所得税や法人税の申告をするような業務ではないので、簿記3級を取ったからと言って、業務に活かせるわけでもなく、また、簿記3級取得に際して、報奨金が出る等の制度もなかったと思います。

ここで、商工会議所の簿記3級の案内のwebページの下のほうを見てみると、“大学の推薦入学に有利です。”という記述がありました。この記述から推測するに、簿記3級は、高校生のための資格なのでは。。。であれば、アラフォーのおっさんが収入を上げるために取るべき資格として、簿記3級はなかなかふさわしくなさそうです。

次に、簿記2級を考えてみます。簿記3級の時と同様に、商工会議所の簿記2級のページを見てみると、

まず、“経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つ。企業の財務担当者に必須。”

何?『最も企業に求められる資格の一つ』ですって?簿記2級に期待が持てそうです。次に何が書いてあるのかを読んでみると、

“高度な商業簿記・工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できる。”

『高度な』簿記を習得し、『経営内容を把握する』ことができるようになるのですか。非常に響きのよいフレーズです。経営内容を把握、だなんて、まるで私がマネジメントになったかのような響きです。これならば、アラフォーのおっさんが簿記2級の勉強を始めるのも意味があるかとも思いました。

しかし、簿記2級のレベルの最後の文に、私をまた地べたに這いつくばらせるような表記があるのを見つけてしまいました。
“高校(商業高校)において修得を期待するレベル。”

簿記2級は高校レベル。

高校レベル。

アラフォーのおっさんの収入アップ直接つなげるのには難しい、と判断せざるを得ないのではないでしょうか。。。

簿記2級も収入アップに意味がなさそうなのであれば、簿記1級はどうなのでしょうか?
同様に、商工会議所のwebページには、“公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。合格すると税理士試験の受験資格が得られる。”とあります。

フムフム。会計の資格で挙げていた、公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門ですか。なかなかよさそうな響きですね。また、税理士試験の受験資格を得ることができるのですね。
ただ、公認会計士や税理士にアラフォーからなるのは別にして、簿記1級は、このフレーズからは、国家資格を受験するための、プレディールのような位置づけに聞こえてしまいます。

さて、続きを見てみると、“極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析ができる。”
ほほー。この第2段落目は、非常に良い響きがありますね。経営管理や経営分析ができる、と。なるほど、アラフォーからの能力としては、経営分析ができ、その分析結果に基づいて対応策を考え、経営管理をしていく、ということを考えると、中々やくに立ちそうなレベルに思えます。

しかし、最後に、また、“大学等で専門に学ぶ者に期待するレベル。”のような記述がありました。大学等です。学部、つまり、アンダーグラジュエイトレベルの知識です。アラフォーから学部課程レベルのものを学習するのは、収入アップにはつながらないように見えてきてしまいます。

はー。悩みは尽きないものです。何をすれば収入を上げることができるのか。。。

まったく計画どころか、目標すら設定することができていません。。。またしっかりと見直すことにしましょう。

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